耐火被覆材ガイド
鉄骨をデザインするということ
耐火被覆材は「鉄骨を火災から守る」ことを目的としていますが、近年、建築物の多様化に伴い、用途や環境に応じて「意匠」「機能」「コスト」をデザインする“適材適所”の選定が求められるようになっています。
意匠をデザインする
近年、鉄骨構造を「見せる」デザインを取り入れる建築が増えています。例えば教育施設や公共建築では、構造や素材をそのまま活かした空間が好まれ、天井を設けずに構造体を露出させるスケルトンの設計が増加しています。地震対策だけでなく、開放感のあるオフィス空間や、自由度の高い飲食・コミュニティスペースの実現にもつながっています。
機能をデザインする
人の往来が多いエントランス空間では、柱を鉄骨あらわしにすることでスムーズな動線を確保できます。さらに生産施設などでは、耐火塗料の使用によって厚みを抑えることが可能となり、従来のせっこうボードに比べてスペース効率のよいレイアウトが実現します。
コストをデザインする
建築資材の価格が上昇する中、VEやCDを見据えた設計が求められています。耐火被覆においても、現場での工程削減や労務の省力化を図ることで、施工コストの最適化が可能です。設計段階から工法を見直すことで、トータルコストを抑えた建築が実現できます。
主な耐火被覆材の種類
実はこれでほぼ全て
耐火被覆材には、吹付け系(湿式・半乾式)、塗装系、成型板張り付け系、巻付け系があり、屋内外の適用や意匠性、コスト等を考慮した“適材適所”で選定されます。これらは大臣認定仕様と呼ばれ、各メーカーが認定を取得しており、ALC・ECP・PC等、壁との合成耐火認定も取得しています。その他、国が定める告示仕様があり、吹付けロックウール、けい酸カルシウム板にはその仕様もあります。
適材適所工法 10のご提案
当社では製造から請負工事までを一貫して対応することで、多様化するお客様のニーズに合わせた耐火被覆工法をご提供してまいりました。
近年ご相談の多い内容について、施設ごとに適材適所の工法をご提案します。
公共施設等






