耐火塗料「SKタイカコートHS プレコート工法」について
2021.10.08
SKタイカコートHSは、優れた「厚付け性」と「速乾性」により、鉄骨製作工場でのプレコートが可能です。
これにより現場での耐火塗装工事における「工期短縮」「労務の削減」「現場の環境改善」に貢献します。
以下、鉄骨製作工場にて上塗りまで施工するプレコートの流れをご紹介します。
STEP1 事前協議 【建設会社(GC)、鉄骨制作会社(FAB)、エスケー化研(SK)】
- 塗装ヤードの決定
鉄骨設置、養生(1日)、主材(1日)・シーラー(1日)・上塗り(1日)
屋根付き塗装ヤードの必要期間…2日間(主材までの場合)、4日間(上塗りまでの場合)
注)前工程の素地調整・さび止め塗装は、FABの施工範囲です。 - 工程確認
鉄骨製作(FAB)、さび止め塗装(FAB)、耐火塗料塗装(SK)、搬出(FAB)、 建方(GC)、補修・タッチアップ(SK) - 耐火塗装範囲
接合部等の非塗装部分を明確にする(FAB)
STEP2 耐火塗装
- 打ち合わせ(GC、FAB、SK)
①耐火塗装の歩掛を考慮し、1回当りの鉄骨本数を決定する
②塗装ヤードにおける鉄骨の配置計画(塗装可能な鉄骨の間隔を決定する)
③工程の決定 - 素地調整・さび止め塗装(FAB)
- 鉄骨の配置(FAB)
- 非塗装部分の指示(FAB⇒SK)、非塗装部分の養生・さび止め塗装の膜厚測定(SK)
- SKタイカコートHS主材の施工(SK)
- SKタイカコートHS主材の膜厚測定・FRトップシーラーの施工
- SKタイカコート上塗材Uの施工
STEP3 搬送計画に基づき、現場へ搬送する(FAB)
STEP4 耐火塗装済の鉄骨であることを作業員に周知して頂き、塗装面を損傷しないよう建方を行う(GC)
STEP5 接合部、傷等を補修する(SK)
■SKタイカコートHS 製品ページ