
SKタイカシートは、鉄骨の意匠を活かす次世代の耐火被覆材です。
シートタイプで1時間、2時間の耐火認定を取得しました。
梁は1.5mmまたは3mm、柱は1.7mmまたは3mmと薄く、耐火塗料との複合認定も取得しています。
乾式のため、施工中の臭気も抑えることができます。
SKタイカシートは、膜厚管理が不要となるスマートマテリアルといえます。
スペースの有効性を求められる建物、意匠性の高い建物、短期間工事を求められるリニューアルなど、幅広い需要に対応して市場拡大しております。
耐火時間 | 部位 | 認定番号 | 主材膜厚(mm) | 適用鋼材 | |
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断面形状 | 鋼材サイズ(mm) | ||||
1時間 | 鋼管柱 | FP060CN-0584※1 | 3.0 (1.5mm×2重貼り) |
□ | □100×100×4.5〜□300×300×9※2※4 |
○ | φ128×4.5〜φ382×9※2※4 | ||||
FP060CN-0584-1※1 | 3.0 (1.5mm×2重貼り) |
□ | □100×100×4.5〜□300×300×9※2※4 | ||
○ | φ128×4.5〜φ382×9※2※4 | ||||
FP060CN-0598 | 1.7 | □ | □300×300×9〜□1000×1000×40※2※4 | ||
○ | φ382×9〜φ1016×40※2※4 | ||||
FP060CN-0009 | 3.0 | □ | □300×□300×9以上 | ||
○ | φ318.5×9以上 | ||||
梁 | FP060BM-0115 | 1.5 | H | H400×200×8×13以上 | |
2時間 | 鋼管柱 | FP120CN-0512 | 3.0 (1.5mm×2重貼り) |
□ | □300×300×19〜 □1000×1000×40 |
○ | φ300×23.6以上、φ317.7×22以上、※3 φ325.4×21.4以上、φ361.4×19以上 |
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梁 | FP120BM-0336 | 3.0 (1.5mm×2重貼り) |
H | H400×200×12×22以上 |
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※1:FP060CN-0584は、400級のみの認定となり、FP060CN-0584-1は、490級および大臣認定鋼材が含まれます。詳細については、各認定書とパンフレットのP17、21の上段を確認してください。
※2:幅厚比の制限があります。詳細は、認定書で確認してください。
※3:角鋼管の断面積以上かつ、外径以上、厚み以上が条件となります。
※4:角鋼管については、パンフレットのP15~P18、丸鋼管についてはP19~P22 の早見表で確認してください。
注)認定仕様の詳細については、別途お問い合わせください。
耐火時間 | 部位 | 認定番号 | 主材膜厚(mm) | 適用鋼材 | |
---|---|---|---|---|---|
断面形状 | 鋼材サイズ(mm) | ||||
1時間 | 梁 | FP060BM-0152 | 1.5(SKタイカシート:フランジ) 1.0(SKタイカコート:ウェブ) |
H | H400×200×8×13以上 |
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1時間耐火では梁の下フランジにシート、ウェブ及び上フランジに耐火塗料を施す工法も可能となり、梁への施工が容易になります。認定仕様の詳細については、別途お問い合わせください。
1時間耐火の場合、SKタイカシートを、1~2枚貼るだけで仕上げられます。
2時間耐火の場合、SKタイカシートを、2枚貼るだけで仕上げられます。
耐火塗料と比較して、実に工期を1/4に短縮、3日程度で仕上げられます(柱1本の場合)。
鋼管柱を仕上げる場合、1,2時間とも既存仕上用耐火被覆と比較して工期を短縮出来ます。
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SKタイカシートは、屋内・準屋外どちらも、鋼管柱の外径とほとんど変わらない仕上げが可能となり、他の耐火被覆材に比べて薄膜に仕上げることが出来ます。床面積、並びに室内の有効スペースが広がります。
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耐火塗料では困難であった平滑仕上げが可能になる他、仕上材の選定で意匠性が向上します。
((一財)日本建築総合試験所)
SKタイカシートの外観は、通常時は一般塗装仕上げと同様ですが、火災時に熱を受けると250℃前後で発泡を開始し、炭化層を形成します。その炭化層が断熱層となり、鉄骨の温度上昇を抑えます。
SKタイカシートは促進試験(凍結融解試験)を実施しております。凍結融解試験後も、初期と同等の性能を維持しており、耐久性があるといえます。
鋼管柱は、SKタイカシートをボンドで貼り付けるだけで、耐火被覆が実現できます。
1時間耐火は鋼管サイズ毎に3mm・1.7mm厚シートの1枚貼り、及び1.5mm厚シートの2枚貼り仕様、2時間耐火は1.5mm厚シートの2枚貼り仕様で性能が確保されます。