ノンフロン湿式不燃断熱材

  • メーカー施工

セラミライトエコG

  • 不燃材料
  • 厚み10~60mm
  • 屋内
  • 準屋外
  • 意匠性
  • 吸音性
  • リサイクル品
  • 吹付け・左官
  • F☆☆☆☆

建設現場の安全も含め「火災低減」を目的に開発された湿式不燃断熱材です。不燃認定の取得に加え、実火災を想定した過酷な拡大燃焼試験でも燃え拡がらないことを確認しており、「本当に燃えない不燃断熱材」として近年評価が高まっています。骨材の発泡スチロールにはリサイクル品を使用し、地球環境に配慮。オフホワイトの意匠性は、明るく開放的な空間の演出に適しているため、新築・改修共にスケルトン天井での採用が増えています。

製品採用事例

  • 茨木市文化・子育て複合施設 おにクル
  • 麻布台ヒルズ 森JPタワー
  • MCUD南吹田
  • ロジクロス春日部
  • GLP 圏央五霞
  • TOKYO TORCH 常盤橋タワー
  • The Okura Tokyo
  • 住友不動産新宿セントラルパークタワー
  • 学校法人神野学園 岐阜医療科学大学 可児キャンパス7号館
  • 春日中学校
  • 尾道造船 新社屋
  • 関西ゲートウェイ
  • プロロジスパーク吉見
  • プロロジス習志野
  • MFLP八潮
  • 日本キリスト教団 番町教会
  • 東洋大学 赤羽台キャンパス 校舎
  • 大手門タワー・JXビル
  • 大阪国際空港
  • 三木山総合公園 総合体育館
  • 高松サンポート合同庁舎
  • 高崎アリーナ
  • 虎ノ門ヒルズ
  • 岐南町庁舎
  • スパイラルタワーズ
  • MODERN PALAZZO 博多PROST
  • KITTE博多
  • JPタワー名古屋
  • JRゲートタワー
  • GINZA KABUKIZA

認定番号

認定番号 名称 認定厚み(mm)
NM-0916 無機質系軽量骨材・ポリスチレンフォーム混入/セメント吹付/不燃材料 10~100

※実際に施工できる厚みは、60mm程度です。

断熱性

断熱性の指標である熱伝導率が、セラミライトエコGは0.044W/(m・K)(20℃)と低く、優れた断熱効果を示します。そのため、建物の空調使用量を抑制でき、省エネに貢献します。

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意匠性

オフホワイトの仕上がり色となるため、あらわしの仕様では、明るく開放的な空間を演出できます。性能はもとより意匠性の高さから、セラミライトエコGの採用が増えています。また、オプションとして着色仕上げも可能です。

吸音性

多孔質構造を持つことで、優れた吸音性能を発揮します。「残響室法吸音率比較試験」では、吸音率の数値が高いほど吸音性能が高くなります。セラミライトエコGは、一般的に吸音材として利用されているグラスウールと同等レベルの吸音性能があります。
※試験方法は、「残響室法吸音率の測定方法(JIS A 1409)」に準じ測定しています。
※仕上げ厚みにより、吸音性能は異なります。

残響室法吸音率比較試験

※各試験の数値は測定値であり、保証値ではありません。

生活の中で聴く音の周波数の目安

Hz 目安
250 冷蔵庫のブーンという唸り声
500 男性の話し声
1,000 女性の話し声や、幼児の泣き声
2,000~4,000 鳥のさえずりや、蝉の鳴き声
7,000~13,000 ジェット機の飛ぶ音

環境性

アスベストを含まない製品のため、人体に対して安心してお使いいただけます。また、リサイクル発泡スチロールを骨材として活用しており、グリーン購入法にも適合した、地球環境に優しい断熱材です。

グリーン購入法適合

品目名 判断基準 配慮事項
断熱材 建築物の外壁等を通しての熱の損失を防止するものであって、次の要件を満たすものとする。
①オゾン層を破壊する物質が使用されていないこと。
②ハイドロフルオロカーボン(いわゆる代替フロン) が使用されていないこと。
③再生資源を使用しているか又は使用後に再生資源と して使用できること。
発泡プラスチック断熱材については、長期的に断熱性能を保持しつつ、可能な限り地球温暖化係数の小さい物質が使用されていること。

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セラミライトエコGの火災安全性

不燃性

広く普及している発泡プラスチック系断熱材は、火災時に延焼拡大が速く爆燃現象や有毒ガスの発生等を伴う危険性があります。セラミライトエコGは不燃材料認定を取得しており、前述の火災時の危険性が低く、安全性の高い製品です。

コーンカロリーメーター試験

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防火材料の認定基準表

国土交通省で定められている防火材料の認定基準は次の通りです。セラミライトエコGは最も厳しい試験をクリアしている製品です。

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解体・改修工事の火災事故について

解体や改修工事での火災事故の多くは、発泡プラスチック系断熱材の有無が確認されないまま、火気を使用する溶接溶断工事が行われたことにより発生しています。特に、屋根の解体や倉庫などの扉を修理する際に溶接溶断工事が行われ、作業者が背後の壁や屋根裏面の発泡プラスチック系断熱材の存在に気付かずに、火災になる場合があります。

吹付け硬質ウレタンフォームについて

日本ウレタン工業協会も、発泡プラスチック系断熱材の火災に対して警鐘を鳴らしており、特に、吹付け硬質ウレタンフォームについて、有機物である限り、不燃化には至らないと注意喚起しています。

現場の安全性

建設現場において発生する火災原因に、溶接や溶断による発泡プラスチック系断熱材への着火があります。火災発生後は、多量の黒煙が立ち昇り、建設中は消火器程度の備えしかなく、消火も困難で、大惨事に繋がりかねません。そこで、現場の安全性を確認するため、不燃材料認定を取得しているセラミライトエコGにおいて、昨今の防火技術者から現場火災を想定した試験として有効であると評価されている「模型箱試験」を実施しました。

模型箱試験

中間規模で室内を再現した試験です。着火→発熱→燃え拡がり→消化が同時進行している燃焼プロセスを再現しており、燃え拡がりを調べるのに適しています。

模型箱試験

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試験結果

試験結果

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30 分間の加熱の間、断熱材の有煙燃焼は見られませんでした。また、断熱材の亀裂、脱落、貫通孔は確認されませんでした。

カタログPDF

セラミライトエコG準屋外仕様
耐火被覆材 / 不燃断熱材・不燃材総合カタログ
耐火被覆・断熱材総合設計価格表
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