
認定区分 | 耐火時間 | 部位 | 認定番号 | 厚み (mm) |
適用範囲等 | |
---|---|---|---|---|---|---|
断面形状 | 鋼材サイズ | |||||
一般 | 1時間 | 梁 | FP060BM-0274 | 10 | H | H400×200×8×13以上 |
FP060BM-9001 | 20 | H | 制限なし | |||
柱 | FP060CN-9001 | 20 | 角・丸・H | 制限なし | ||
鋼管柱 | FP060CN-0252 | 10 | 角・丸 | □300×300×9以上、φ372.3×9以上、φ300×11.4以上 | ||
鉄骨柱 | FP060CN-0253 | 10 | H | H300×300×10×15以上 | ||
2時間 | 梁 | FP120BM-0275 | 20 | H | H400×200×8×13以上 | |
FP120BM-9009 | 30 | H | 制限なし | |||
柱 | FP120CN-9013 | 30 | 角・丸・H | 制限なし | ||
3時間 | 梁 | FP180BM-0277 | 30 | H | H400×200×8×13以上 | |
FP180BM-9019 | 40 | H | 制限なし | |||
柱 | FP180CN-9026 | 40 | 角・丸・H | 制限なし | ||
CFT柱※ | FP180CN-0758 | 25 | 角・丸 | □450×450×12以上、φ450×12以上 |
※当認定は使用制限があります。詳しくは、最寄りの各営業所にお問い合わせください。
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認定区分 | 耐火時間 | 部位 | 認定番号 | 厚み (mm) |
適用範囲等 | |
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断面形状 | 鋼材サイズ | |||||
ALC板合成 | 1時間 | 梁 | FP060BM-9002 | 20 | H | 制限なし |
柱 | FP060CN-9002 | 20 | 角・丸・H | |||
2時間 | 梁 | FP120BM-9011 | 30 | H | ||
柱 | FP120CN-9016 | 30 | 角・丸・H | |||
ECP板合成 | 1時間 | 梁 | FP060BM-0205 | 20 | H | H400×200×8×13以上 |
鋼管柱 | FP060CN-0314 | 20 | 角 | □300×300×9以上 | ||
FP060CN-0311 | 20 | □200×200×6以上 | ||||
鉄骨柱 | FP060CN-0320 | 20 | H | H300×300×10×15以上 | ||
FP060CN-0317 | 20 | H125×125×6.5×9以上 | ||||
2時間 | 梁 | FP120BM-0208 | 30 | H | H400×200×8×13以上 | |
鋼管柱 | FP120CN-0326 | 30 | 角 | □300×300×9以上 | ||
FP120CN-0323 | 30 | □200×200×6以上 | ||||
鉄骨柱 | FP120CN-0332 | 30 | H | H300×300×10×15以上 | ||
FP120CN-0329 | 30 | H125×125×6.5×9以上 | ||||
PC板合成 | 1時間 | 梁 | FP060BM-0116 | 20 | H | H400×200×8×13以上 |
鋼管柱 | FP060CN-0178 | 20 | 角 | □300×300×9以上 | ||
鉄骨柱 | FP060CN-0135 | 20 | H | H300×300×10×15以上 | ||
2時間 | 梁 | FP120BM-9015 | 30 | H | 制限なし | |
柱 | FP120CN-9019 | 30 | 角・丸・H | |||
3時間 | 梁 | FP180BM-9021 | 40 | H | ||
柱 | FP180CN-9028 | 40 | 角・丸・H | |||
スパンクリート 板合成 |
1時間 | 梁 | FP060BM-9003 | 20 | H | 制限なし |
柱 | FP060CN-9003 | 20 | 角・丸・H | |||
2時間 | 梁 | FP120BM-9014 | 30 | H | ||
柱 | FP120CN-9017 | 30 | 角・丸・H |
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構造方法 | 認定番号 | 厚み(mm) | 適用範囲等 |
---|---|---|---|
水酸化アルミニウム・炭酸カルシウム混入セメント塗/ 硬質ウレタンフォーム吹付/不燃材料(アルミニウムを除く) |
NM-3894 | 10 | 下地:吹付け硬質ウレタンフォームA種1 |
NM-3904 | 10 | 下地:吹付け硬質ウレタンフォームB種 |
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構造方法 | 認定番号 | 厚み(mm) | 適用範囲等 |
---|---|---|---|
水酸化アルミニウム混入セメント塗材塗/ 硬質ウレタンフォーム吹付/基材(不燃材料) |
NM-4706 | 11 | 下地:吹付け硬質ウレタンフォームA種(1H、2H) |
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吸熱効果の高い水酸化アルミニウム及び炭酸カルシウム、セメントを主成分としているため、ロックウール等の断熱タイプと異なり、優れた耐火性能を発揮します。10mm厚で1時間耐火、20mm厚で2時間耐火、30mm厚で3時間耐火の性能を有した、超薄型湿式耐火被覆材です。
湿式系 (セラタイカ2号) |
乾式系 (巻付耐火被覆材) |
半乾式系 (ロックウール) |
|
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1時間耐火 | ![]() |
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3時間耐火 | ![]() |
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※左右にスクロールできます
オフホワイトの仕上がり色となるため、表しの仕様では、明るく開放的な空間を演出できます。近年増加している、天井レスの建物において、意匠性の高いセラタイカ2号シリーズが選ばれています。また、要望に応じて、上塗りの使用による着色も可能です。
ロックウール系や乾式耐火被覆材と比較して、優れた遮音性を発揮します。S造のホテルや、音洩れの心配のある部位に最適です。
防錆性に優れており、発錆による剥落の危険が少ない製品です。また、ロックウール系と比較して表面硬度が高く、粉塵の発生が少ないため、鳥害対策としても有効です。
耐久性の高い防水化粧材「レナエクセレント」の併用により、完全外部での使用を可能にしました。従来の「ロックウール施工後に金属パネルを囲い込む工法」と比較して、納まり問題の解決や、コスト低減に役立ちます。
吹付け硬質ウレタンフォームは、内装制限のかかる部位に仕上げで使用する場合、表面に不燃コート材が必要です。セラタイカ2号、セラタイカ2号Uは、吹付け硬質ウレタンフォーム上での複合体不燃認定を取得しております。なお、不燃コート材の中には、「基材(下地)は不燃であること」と規定されている商品もありますが、この場合、吹付けウレタンフォーム上では不燃認定商品として成立いたしません。
爆燃の危険性がある吹付け硬質ウレタンフォーム(JIS A 9526 A種(1、1H、2H)、B種)の上に、セラタイカ2号・セラタイカ2号Uをわずか10mm程度の薄さで施工することにより、複合体不燃認定を取得しました。不燃要求部位へ最適な材料です。
オフホワイトの仕上がり色となるため、表しで使用できます。また、吹付けだけでなく、塗り付けも可能です。
表面強度が高いため、軽微な接触による脱落の危険性がなく、また表面からの粉塵の飛散はほとんどありません。
現行建築基準法では、発熱性試験及びガス有害性試験に合格することで、「防火材料」の認定を取得することができます。
現状、発熱性試験に合格し、「難燃材料適合」等を表示している断熱材(吹付け硬質ウレタンフォームなど)がありますが、建築基準法における付加試験(ガス有害性)を受けていないものについては、「防火材料」ではありません。
区分 | 不燃 | 準不燃 | 難燃 | ||
---|---|---|---|---|---|
発熱性試験 | 加熱時間(分) | 20 | 10 | 5 | |
判定基準※1 | 総発熱量(MJ/m2) | 8以下 | 8以下 | 8以下 | |
最高発熱速度(kW/m2) | 200以下 | 200以下 | 200以下 | ||
ガス有害性試験 | 加熱時間(分) | 6 | 6 | 6 | |
判定基準 | マウスの平均行動停止時間が6.8分以上 | マウスの平均行動停止時間が6.8分以上 | マウスの平均行動停止時間が6.8分以上 |
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※1判定項目:試験体の状態等の基準がある。
吹付け硬質ウレタンフォームの単体と不燃化したものの燃焼比較試験を行いました。不燃化による効果を示しています。
■試験条件
試験体: | 地面に対し垂直に立てます |
---|---|
加熱温度: | 試験体表面部の温度が約1000℃になるように調整します |
バーナー位置: | 高さ/250mm、表面までの距離/200mm |
加熱条件: | 加熱連続5分間 |
仕様1層目 | 材料名 | 吹付け硬質ウレタンフォーム | ||
A種1 | B種 | A種(1H、2H) | ||
熱伝導率※1 W/(m・K)) |
0.034 | 0.026 | 0.026 | |
下地条件厚み | 13〜550mm | 13〜550mm | ||
仕様2層目 | 一般名称 | セラミック系不燃コート材 | セラミック系不燃コート材 | |
当社製品名 | セラタイカ2号 | セラタイカ2号U | ||
熱伝導率※2 W/(m・K)) |
0.117 | 0.117 | ||
厚み(mm) | 10以上 | 10以上 | 11以上 | |
仕上材 不燃認定番号 |
NM-3894 | NM-3904 | NM-4706 | |
仕様 納まり図 |
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※左右にスクロールできます
※1:吹付け硬質ウレタンフォーム等の断熱材の熱伝導率です。
※2:熱伝導率は、不燃コート材各製品単体の数値です。
認定試験「載荷加熱試験」後も鋼材のたわみによる割れ・剥がれが見られず、下地と優れた付着性・追従性を示します。
下地条件を変えた試験体を、水浸漬繰り返し試験後に付着強度を測定しました。(1サイクル:水浸漬1時間+40℃静置23時間)
(N/m㎡)
構成 \ サイクル数 | 0 | 5 | 10 |
---|---|---|---|
鉄骨 + セラタイカ2号 | 0.075※ | 0.077※ | 0.089※ |
鉄骨 + 一般さび止め1種+セラタイカ2号 | 0.000 | 0.000 | 0.000 |
鉄骨 + 一般さび止め1種+SK#70プライマー+セラタイカ2号 | 0.069※ | 0.074※ | 0.079※ |
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※は材料(セラタイカ2号)内破断
(参考) 鉄骨 + ロックウール 0.00098(N/m㎡)以上
黒皮鋼板に材料を塗付し、1ヶ月養生後、表面よりカッターでクロスカットを入れ、塩水噴霧試験を200時間実施しました。
この結果、セラタイカ2号は錆の発生が少なく防錆性が高いといえます。
みがき鋼板を材料で挟んだものを試験体とし、20℃65%の条件下で2年間屋内暴露を実施しました。
この結果、セラタイカ2号は錆の発生が少なく防錆性が高いといえます。
下図に示す装置を利用し、材料表面から発生する粉塵濃度を経時的に測定しました。
この結果、セラタイカ2号は湿式ロックウールやけい酸カルシウム板と比較し、粉塵の発生が少ないといえます。
350×950×2.3mmの寸法の黒皮付き鋼板の表面に、セラタイカ2号を20mmの厚さで吹付け、1ヶ月間養生した後、試験に供しました(100t用オートグラフを使用)。セラタイカ2号塗付面を下向きにセットし、鋼板の中央部に載荷し、たわみ量と付着状態を観察しました。
この結果、鉄骨の変形に対し、1/100のたわみ量までは十分に追従できることがわかりました。