耐火塗料

  • メーカー施工

SKタイカコート

  • 耐火時間1・2時間
  • 柱の防火被覆30分
  • 薄膜0.5~4.5mm
  • 屋内
  • 準屋外
  • 屋外(防水)
  • 吹付け・ローラー

従来の耐火被覆材では不可能な、鉄骨自体のフォルムを生かす仕上げを可能にしました。わずか数mm厚の塗膜が、火災時に20~30倍に発泡して炭化層を形成して鉄骨を守り、倒壊を防ぎます。近年では、準耐火建築物において、柱の防火被覆(30分耐火)として従来告示の石膏ボードからのVE提案でも注目を集め、実績が増えています。仕様により屋外環境への適用も可能です。

製品採用事例

  • 菊陽町総合体育館
  • EDION PEACE WING HIROSHIMA(エディオンピースウイング広島)
  • 麻布台ヒルズ 森JPタワー
  • 福岡大名ガーデンシティ
  • 東北工業大学八木山キャンパス 実験・教育棟
  • 旭川市総合庁舎
  • 鹿沼市役所 新庁舎
  • ジョイホンパーク吉岡
  • 高槻城公園芸術文化劇場 南館
  • 石川県立図書館
  • 東京都市大学 世田谷キャンパス 7号館
  • GLP 圏央五霞
  • 名古屋造形大学 名城公園キャンパス
  • 大和ハウスグループ みらい価値共創センター「コトクリエ」
  • 笛吹みんなの広場 屋根施設
  • 人形町PREX
  • 広島市立北部医療センター安佐市民病院
  • 福島県立医科大学保健科学部棟
  • 高知県立須崎総合高等学校 渡り廊下
  • マルホンまきあーとテラス(石巻市複合文化施設)
  • M-オフィスビル
  • ウェルネット札幌オフィス
  • JR仙台イーストゲートビル
  • 佐久大学新校舎
  • 北見市新庁舎
  • 白井屋ホテル
  • The Okura Tokyo
  • 宮島口旅客ターミナル
  • 横浜スタジアム(増築・改修)
  • 北海道いすゞ自動車株式会社新社屋
  • 上田市新本庁舎
  • 丸亀市市庁舎等複合施設
  • テラス沼田
  • 富岡市役所
  • サンエー那覇メインプレイス
  • 阿南新庁舎
  • 富山県美術館
  • 第一物産株式会社
  • 関西ゲートウェイ
  • プロロジスパーク吉見
  • MFLP小牧
  • 新YAC川崎
  • さっぽろ創世スクエア
  • 長門市油谷小学校
  • 名古屋市金城ふ頭駐車場
  • 北九州市小倉南図書館
  • 豊田鉄工株式会社 額田工場駐車場
  • 尾張一宮駅前ビル
  • 東洋大学 赤羽台キャンパス 校舎
  • 学校法人 南光学園 東北高等学校 小松島キャンパス
  • 町田市庁舎
  • 大塚グループ大阪本社ビル
  • 大村進・美枝子記念聖路加臨床学術センター
  • 大阪国際空港
  • 静岡県富士山世界遺産センター
  • 松山大学樋又キャンパス新校舎
  • 鹿児島県立鴨池陸上競技場
  • 三木山総合公園 総合体育館
  • 札幌競馬場スタンド
  • 高崎アリーナ
  • 楽天koboスタジアム宮城
  • 岡部株式会社本社ビル
  • 愛知トヨタ高辻ショウルーム
  • ニフレル
  • スパイラルタワーズ
  • SKYE NISEKO
  • スカイストリート(JRセントラルタワーズ/15F)
  • おりづるタワー
  • いすゞプラザ
  • イオンモール松本
  • JR博多シティ
  • JR新函館北斗駅
  • JPタワー名古屋
  • G.itoya
  • DPL川崎夜光

認定番号

[建築基準法第2条第七号、同法施行令第107条(耐火構造)]

耐火時間 部位 認定番号 適用鋼材
主材膜厚(mm) 断面形状 鋼材サイズ(mm)
1時間 FP060BM−9419 1.0〜2.50 パンフレットP28〜30参照
FP060CN−9472 0.75〜4.50
2時間 鋼管柱 FP120CN−0195 3.0 □350×350×22以上
φ350×27.3、φ376.8×25、φ390.4×24、φ421.7×22以上※1
FP120CN−0224 4.5 □300×300×9以上
φ300×11.4、φ305.7×11.1、φ308.3×11、φ327.8×10.3、φ337×10、φ353.7×9.5、φ360.9×9.3、φ372.3×9以上※1
鉄骨柱 FP120CN−0248 4.0 H300×300×10×15以上
FP120BM−0276 3.7 H400×200×8×13以上

※左右にスクロールできます

[建築基準法施行令第70条(柱の防火被覆)]

建築基準法(平成12年6月改正)施行令第70条に基づく認定取得
建築基準法が改訂され、防火規定が性能規定化されることに伴い、今まで不明確であった施行令の基準がより明確になりました。

防火時間 部位 認定番号 適用鋼材
主材膜厚(mm) 断面形状 鋼材サイズ(mm)
30分 鋼管柱 CC−0001 0.5 □300×300×12以上
φ355.6×12以上
鉄骨柱 CC−0002 0.5 H300×300×10×15以上

※1:角形鋼管の断面積以上かつ、外径以上、厚み以上が条件となります。詳細については、パンフレットP28~P30の認定膜厚表をご参照ください。
注意:認定条件を十分ご確認の上、ご採用ください。

※左右にスクロールできます

■新建築基準法施行令第70条(抜粋)

「地階を除く階数が3階以上の建築物(法第2条第9号の2イに掲げる基準に適合する建築物及び同条第9号の3のイに該当する建築物を除く)にあっては、1の柱のみの火熱による耐力の低下によって建築物全体が容易に倒壊する恐れがある場合として国土交通大臣が定める場合においては、当該柱の構造は、通常の火災による火熱が加えられた場合に、加熱開始後30分間構造耐力上支障のある変形・溶融・破壊その他の損傷を生じないものとして国土交通大臣が定めた構造方法(①)を用いるもの又は国土交通大臣の認定を受けたもの(②)としなければならない。」

告示 平12建告第1356号 抜粋
①国土交通大臣が定めた構造方法
1.厚さが12ミリメートル以上の石膏ボードで覆ったもの
2.厚さが12ミリメートル以上の窯業系サイディングで覆ったもの
3.厚さが12ミリメートル以上の繊維強化セメント板で覆ったもの
4.厚さが9ミリメートル以上の石膏ボードに厚さが9ミリメートル以上の石膏ボード又は難燃合板を重ねて覆ったもの
5.厚さが15ミリメートル以上の鉄網モルタル塗りで覆ったもの

②国土交通大臣の認定を受けたもの(SKタイカコート(0.5mm))

このように特殊建築物ではなく、防火・準防火地域でもない場所の建築物は、耐火建築物・準耐火建築物とする必要がなく、鉄骨部材に耐火被覆を施す必要がありません。施行令第70条は、そのような建物に対して適用されるものです(但し、適用される建築物は、3階建て以上の建物に限ります)。旧建築基準法施行令第70条で用いられていた1時間耐火認定材料は、新建築基準法では左記告示平12建告第1356号に定められたもの以外、適用できません。

製品特長

特長1 非常に薄い被覆厚

SKタイカコートは、非常に薄い被覆厚のため屋内・準屋外・屋外すべてにおいて、鋼管の外径とほとんど変わらない仕上がりです。そのため、従来の耐火被覆材では不可能であった鉄骨自体のフォルムを生かす仕上げが可能です。

[鉄骨梁/耐火被覆材厚み比較(サイズ:H400×200×8×13の場合)]

SKタイカコート 湿式系
(セラタイカ2号)
半乾式系
(ロックウール)
1時間耐火
2時間耐火

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特長2 優れた意匠性

SKタイカコートの仕上がりパターンは、スプレー塗り・ローラー塗りの2パターンです。加えて、パテ処理を行うことで、意匠性の高い良好な仕上がりとなります。また、上塗り塗料で自由な色彩に仕上げることができます。

特長3 耐久性

SKタイカコートは、塗料系であるため、地震や乗り物などによる振動が起こった場合も、剥離や脱落の発生を低減できます。また、万が一不具合が生じた場合も、メンテナンスが容易です。

特長4 完全外部への施工が可能

SKタイカコートは、耐火被覆材として珍しい、完全外部への施工が可能です。

特長5 工場プレコート、現場ヤード施工が可能

SKタイカコートは、現場施工だけでなく、工場プレコート工法及び、現場ヤード施工が可能です。工期短縮につながります。

特長6 施行令70条(柱の防火被覆)

告示の石膏ボードが、わずか0.5mmのSKタイカコートで代替できます。

耐火性能

SKタイカコートは、発泡終了後の炭化層の割れがなく、安定した耐火性能を示します。

加熱発泡機構

SKタイカコートの外観は、通常時は一般塗装仕上げと同様です。火災時に熱を受けると、250℃前後で発泡を開始し、20~30倍に膨張して炭化層を形成します。その炭化層が断熱層となり鉄骨の温度上昇を抑えます。

施工手順(屋内仕様例)

カタログPDF

SK水性タイカコート
耐火被覆材 / 不燃断熱材・不燃材総合カタログ
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